Hiromichi YokochiSukajan Pattern Designer

Sukajan pattern designer / creative director HIROMICHI
YOKOCHI
スカジャン絵師 横地広海知

1981年名古屋生まれ。パリ、神戸、東京を経て、2008年に横須賀へ。ドブ板通りに事務所を構えたところからスカジャンの柄を描き始めました。

ORIGIN始まり

始まりは、断られたことでした。

オリジナルスカジャンの柄を、
描く人がいなかった

17年前、ドブ板でオーダーの柄でスカジャンを作ってもらおうとしたら「柄はご自身で用意してください」と言われました。そのとき初めて、ヴィンテージスカジャン特有の柄をオーダーで描いてくれる人がいないことを知りました。

刺繍の職人はいる。生地も工場もある。けれど柄を起こす人がいない。だったら自分がやろう、というのが始まりです。

「日本で唯一のスカジャン絵師」「初代スカジャン絵師」として各メディアで紹介いただいています。

PROFILEプロフィール

経歴と、いま取り組んでいること。

横地 広海知

オリジナルスカジャンを着たスカジャン絵師 横地広海知

1981年名古屋市生まれ。八事小学校、南山国際高等学校・中学校、南山大学、神戸大学大学院(思考心理学の推論分野専攻:長坂一郎に師事)卒。横須賀在住のスカジャン柄デザイナー。パリ、神戸、東京を経て横須賀に惚れ込み08年に移住。幼い頃からの派手好みで、古着全盛期に古着の街名古屋でファッションを楽しむことを知り、学生時代からヴィンテージスカジャンに憧れて育つ。スカジャンに関わるため、2019年ドブ板に事務所を構えスカジャン柄のデザインに関わり始める。

実験心理学研究の経験を活かし、綿密な調査に基づいた柄の作成を行う。スカジャン黎明期1940-50年代の伝統柄と呼ばれるタッチの柄を復興することをライフワークとし、横振り刺繍と同じように刺繍目を入れながら面を塗る独特の作画を特徴とする。

個人用のオーダー柄はもちろん、大阪・関西万博の公式ライセンススカジャン、PUMA、Eanbe、ジーユー(GU)、などにデザイン提供を行いつつ、お守り・手ぬぐい柄などスカジャン柄を使用した新プロダクトの開発を積極的に行っている。

戦後の帰還兵向けスーベニアコレクター、ドブ板通り商店街振興組合副理事長。

CREDITSデザイン実績

掲載可否を確認のうえ公開しています。

スカジャン柄のデザイン実績

クライアント・案件内容
GUスカジャン柄スウェットのデザイン
GU公式サイト
PUMA「SKA JACKET MIJ」への柄の提供
横須賀市 プレスリリース(PDF)
大阪・関西万博公式ライセンス商品のデザイン
商品ページ
徳川美術館 × 中京テレビ
『ムジナバケール』
所蔵品「しかみ像」を題材にしたスカジャン柄
「葵唐草鷹狩図黒天鵞絨羽織」のデザイン
制作の記録
モンスターハンター横須賀市×『モンスターハンターワイルズ』コラボスカジャンのデザイン
ファミ通の記事
還ジャン®還暦用スカジャンのデザイン

このほか、スポーツ競技大会の公式スカジャン、企業・団体からの別注、個人のオーダー柄を多数手がけています。お守り、手ぬぐい、スーツ、ピアスなど、スカジャン柄を使った製品開発も行っています。

STYLE作風

調べてから描きます。

スカジャン柄の作風

ヴィンテージタッチの復興

スカジャン黎明期、1940〜50年代の柄を研究し、新しいヴィンテージタッチのスカジャン柄を制作することをライフワークにしています。公立美術館では初のスカジャンをテーマにした展覧会「開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」(横須賀美術館・2022年11月19日〜12月25日)にもコレクションを貸し出すほどの戦後スーベニアのコレクターでもあり、調査には余念がありません。

刺繍目を入れながら塗る

横振り刺繍と同じように、刺繍の目を置きながら面を塗っていく描き方をしています。描いた線がそのまま糸の向きになるので、刺繍にしたときに柄のクオリティが担保されます。

意味のない柄を描かない

実験心理学の研究者からイラストレーターに転向した経歴があり、綿密な調査を前提に柄を作ります。モチーフの由来、時代の様式、着る人の背景を確認してから意匠を決定します。着る人を守れるような物語がある柄を作成します。

スカジャン柄の作画。刺繍目を置きながら面を塗っていく描き方
刺繍目を入れながら面を塗る。この描き方が柄の質感をつくります。

MANAGEMENT進行管理

絵と進行、両方を持っています。

もうひとつの職能

広告制作会社で19年、クリエイティブディレクター、プロジェクトマネージャーとして進行管理をしてきました。街の美容室のディレクションから、ナショナルクライアントの案件で培ったノウハウをスカジャン制作に活かし、弊社の案件管理システムを構築しました。

スカジャンの世界は個人の工房が中心で、進行が止まりやすい。柄や刺繍のクオリティだけでなく、進行管理についてのこだわりが弊社の強みだと思っています。

ALSOその他

その他の活動

ドブ板通り商店街 副理事長

スカジャン発祥の地として、通り全体の取り組みにも関わっています。

スカニャン

スカジャン柄から生まれたご当地キャラクターの企画・制作。

シナリオライター

漫画シナリオの執筆、立体造形の企画なども手がけています。

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